しかし全国で知らない人が75%という記事がありました。
第二次世界大戦が終わりに近づく頃、本土決戦の前に、多くの住民を巻き込みながら繰り広げられた沖縄戦。
その組織的な戦闘が終わったとされる日が6月23日。この日を「慰霊の日」として、沖縄県では学校や公共機関は休日になります。
ここ八重山では、強制疎開のためにマラリアにかかり多くの人が命を落としました。
今までは、戦争体験を身近に聞く機会が多くありました。
空襲警報が出たから大きなお腹で防空壕にしていた井戸へ降り、そこで産気付き井戸の中でお産をした話。
乳飲み児を残して亡くなった母親の代わりに、幼い妹を抱いて乳を貰いに歩き回ったという話。
特攻隊の若者が明日旅立つという日の様子を、幼いながらも鮮明に覚えているという話。。。。
でも、こんな話を聞かせてくれた先輩方のほとんどがあの世へ旅立たれました。 どうやって次の世代へその悲惨さを伝えるのか、大きな課題を突きつけられている気がしています。
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